一眼カメラで動画を撮る!!
少しずつではありますが、確実にそのユーザーが増えつつあります。
特に2017年は電動ジンバルが様々なメーカーから発売され、一眼動画界ではジンバル元年とも言われました。
それも手伝ってか急速に一眼動画に興味をもつ方が増えています。
電動ジンバルについては別の記事で書きたいと思いますが、まず今から一眼動画を始めようという方が最初にぶちあたる壁。
「どのカメラを買えばいいの!?」
私も非常に悩んだ問題です。
決して安い買い物ではありませんから、絶対に失敗したくない…
考えに考え抜いて購入に踏み切るタイプの私でも、これまで3回くらい失敗しています。
この弱小ブログを読んでくださった皆さんには最短ルートで一眼動画を楽しんでいただくために、包み隠さず全てを公開したいと思います。
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某chや某.comなどの掲示板でどのカメラを買えばいいのか?という質問に対してよくレスされているのが「何を撮るかによる」というものです。
正直なところ、これに尽きます。
が、今から何かを始めようという人に対してはあまり良いレスではないです。あれもこれも撮れる、ある程度万能なやつが欲しいに決まってます。
しかし間違いないのは、皆さんは一眼動画に興味を持っている時点で一眼動画でなければ撮れないであろう映像が撮りたくなってしまったということです。
ここにカメラ選択の重要なヒントがあると思っています。
中には「なんとなく有名なYouTuberとかも使ってるし、やっぱ一眼かなって」
みたいな人もいるかもしれませんので、まずカメラ購入に踏み切る前に、一眼動画のメリットデメリットをおさらいしておきましょう。
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<一眼動画の良い点>
・画質が良い
センサーサイズが大きいため暗所にも強く、高ビットレートでの保存も可能
・ボケる
シネマチックなボケ表現はスマホには難しいです。
iPhoneにはポートレートモードがありますが、あれは動画では不可能です。
<一眼動画の悪い点>
・重い
コンパクトな機種もありますが、スマホに比べたら重いしデカいです。
・レンズ交換が面倒
レンズ交換式である以上はこれがつきまといます。
・手ブレに気を使わなければいけない
ビデオ用途向けの機種でない場合は、手振れ補正がありません。
ガタガタで見れたもんじゃない映像になります。
・高価
ボディ自体はそうでもなかったりしますが、レンズを買い揃え始めるとお金がかかります。
・長時間撮影できない機種が多い(30分以内しか撮れない)
ビデオ用途向けの機種でない場合は30分以内しか撮れません。
Panasonicのカメラは30分以上撮影できるものもあります。
・ピント調整が面倒
ボケるということはピンボケにもなりやすいということですので、これには細心の注意を払わないと撮った映像が使えなくなってしまいます…
いかがでしょうか?よく考えたら一眼で動画を撮るメリットって、画質や表現しかないんです。
逆に、たくさんのデメリットを我慢してでも一眼で動画を撮りたいと思わせてくれる、そんな素晴らしさがあるとも言えます。
ここで一眼動画、面倒くさそうだからやっぱいいや…という方にはおすすめしたい機種があります。
コンデジです。
10年前に一世を風靡したコンデジなんて今さら…と思われるかもしれませんが、動画用途であれば実は意外と良い機種があります。
一番人気があるのがSONYのRX100mk5です。
このカメラはすごいです。4Kの高画質映像も撮れちゃいますし、暗所にも強く手振れ補正も強力。logガンマ撮影にも対応していて(後ほど記事で書きます)カラーグレーディング耐性もあり、コンパクトで、もちろんレンズ交換も必要ありません。
一眼動画を始める一歩手前としてこのカメラを購入するのは全然アリだと思います。また、一眼動画ユーザーでもサブでこのカメラを持っている人は非常に多いです。
YouTubeにもこのカメラで撮影された映像がたくさんUPされています。
それでもやっぱり一眼で動画が撮りたい!という方、次回は一眼カメラの機種をいくつか紹介していきます。お楽しみに!